六甲逢山峡 鍋谷滝・不動滝(蜻蛉滝)・猪ノ鼻滝 (その1)
2007年7月16日
日置・坂地(記録)
台風のため錫杖行きは中止。六甲の沢だって台風の後なら水量もあるだろうと逢山峡に行くことにする。(西山谷や大月地獄谷などの六甲の有名どころは水量が少ないが、逢山峡は水が豊富で六甲の滝とは思えないほど滝の淵は深い!そしてなにより車道から近い!!)運がよければ、おそらくここにあるであろうと思われる所在地未発表の「リバーサイドロック」を発見できるであろう。
日置さんと二人なので、往きは高速を使わず地道で行くことにする。逢山峡第一の核心は、唐櫃の団地の中だった。車でグルグル団地の中を彷徨したあげく、やっと見つけた車の幅ほどの急登の坂道に怖じ気づいてバックし、あきらめて車を置いて歩きかけたときに親切な地元の方に道を教えてもらって、やっとのことで登山口の車止めにたどり着いた。
長尾谷の出会いまでは、ここから車道を15分。水道施設の前の芝生で身ごしらえをして、沢に入ると5分で鍋谷滝に着く。下段の滝の下は大きな淵で右岸は階段なので、準備運動のつもりで左岸のへつりから通過することにした。中段の落ち口を回り込んで上段を見上げる。上段も滝の下は深さ2m以上の淵になっている。左岸側壁のリングボルトを使ってバンドに上がっても、カンテを越えて滝に回り込むのはこわそう・・・。流れに沿って下からカンテの向こうに回り込んみ水流に沿って登るのか?ヌルヌルツルツルの登れそうにない下部を残置のスリングを使って登れば、あとは(水量が少なければ)いけそうな気がするが、今日のように水量が多くては落ち口を水流に逆らって登り切れるか自信がもてない。仕方がないので今日の所は巻いて上から懸垂で観察しながら降りることにした。水量さえ少なければ滝の水流の右側を登れるだろう。それより、ロープが滝の淵の真ん中の水面ぎりぎりの所までしか届いていない方が心配。淵まで降りると体重でロープが伸びたのでヌルヌルする岩を必死につかんで岸にたどり着くことができた。次回リベンジすると心に誓って、鍋谷滝をあとにする。
車道に戻って、不動滝(蜻蛉滝)に降りる。滝は長い廊下の奥にあり、淵は流れていて(当たり前か?)取り付きの下は渦を巻いている!水は夏とは思えないほど冷たい。腰にヌンチャク、キャメの完全装備を着けて流れに沿って泳ぎ出したが、流れがあるので泳いでも泳いでも進まない。あきらめかけて気を抜くと腰の重みで沈んでいって、危うくおぼれるところだった。岸に上がって、腰にぶら下げた「役立たずな品物」を全部はずし、再度チャレンジしたが、取り付きまでは泳ぎ着くことができなかった。岩をへつることも考えたが、左岸はツルツルで不可能、右岸は手がかからない上ハングしていてへつれない。ここもまた登攀不可能と見切りをつけ、近いうちにリベンジすると心に誓って、不動滝(蜻蛉滝)をあとにする。
車道に戻って、不動滝の上流に降りる。このあたりが実に簡単。残すは猪ノ鼻滝ただ一つ。これが登れなかったら三連敗になってしまう。トボトボと落差のない流れをさかのぼっていくと猪ノ鼻滝の斜瀑が見えてきた。滝の下は小プールほどの深さ2mはあると思われる淵になっているが、ここは登れるとホッとして取り付く。登り終わったところで終了。車道を戻る。
(坂地)
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